親鸞聖人の大山草庵跡(浄土真宗開宗宣言の地)
親鸞聖人は流罪として過ごした越後より関東への布教のため建保ニ年に(下妻市)小島に草庵を結び、同年(笠間市)稲田の領主であった稲田九郎頼重に招かれて布教の中心である「稲田草庵」に移り住んだとみられます。稲田から大山まで約20km、小島まで約30kmあります。親鸞の弟子達の興した寺は稲田草庵よりほぼ30kmの範囲内に散らばっており、稲田が活動の中心と考えられているようですが、何処に先に草庵を結んだのかなどあまり詳しい資料が残されていないため諸説があるようです。
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国道から見た入口(隣りが桂中学校)。木々の奥は「阿波山上神社」
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