幹の表面の樹皮はかなり剥げ落ちて、木肌がむき出しです。 |
県指定天延記念物「佐久の大杉」
指定年月日 昭和16年3月31日
杉は湿潤な日本の風土に適した、日本固有の樹種である。古代より住居、日用品等に活用されてきた。稲作が伝来した際用水の管理等に大きく貢献した。
当大杉は鹿島神社の神木として地域の人々の厚い信仰をうけ、長年月にわたりかつ稀にみる丁重さで余命を保ってきた。
経、樹齢等、東日本を代表する巨樹である。数次にわたる落雷、台風等の損傷を受けながら、数本の大枝になお緑の活力を保っている姿は、御神木にふさわしい尊さである。
昭和60年3月 石岡市教育委員会
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