諏訪神社の前(県道32号)を山側に進むとタバッコ峠という少し変わった名前の峠を越えて、金山のあった栃原を経由して大子町へいける。道はきれいに舗装されているので車で通ることは容易だ。このタバッコ峠もそれ程高い峠でもなく、山の間の鞍部といったところだ。地元の「美和村史」では名前の由来を弘法大師が峠でタバコを一服し、腰かけた石もあるとの紹介もされているようですが、こんなことでこんな名前がつくはずもない。誰もが変った名前だと思うでしょう。鈴木健氏の「日本語になった縄文語」によると、峠のことをタオ、ター、タワなどというところが多くあり、taorは低い所を意味し、山の鞍部などを指す言葉であり、撓む(タワム)やタワワに実るなどの言葉と同義語であるとしています。この元アイヌ語の峠を表す言葉が残ったと考えるのが妥当でしょう。
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常陸大宮市高部と大子町、栃木県那珂川町との県境の山で、登山口より往復で1時間程度の山である。頂上からの眺めがとてもすばらしく、天気が良ければ日光連山から富士山まで眺めることができる。名前の由来は、昔親鸞聖人の孫の如真上人が布教の途中、この山の祠に錫杖を忘れたことから尺丈山と名付けられたという(?)。またここは百樹の森整備事業として「21世紀の子供たちに森を引き継いでいきたい」と20年計画で平成9年度より、地元(旧美和村)と住民が一体となった森の整備(植樹)活動を行っています。途中の山火事にもめげず一帯が森林公園として整備が進んでいます。またビジョン美和の森では赤ちゃん誕生記念植樹活動なども行っているようです。また花立自然公園などと合わせて「茨城森林浴コース100」に選ばれています。
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