阿波との繋がりを感じさせてくれる神社 美和の「鷲子山上神社」を紹介したので、こちらも紹介しましょう。こちらは天日鷲命ではなく、少彦名命が祭られています。山上と名前がつくが山の上にあるのではなく平地にあります。場所は石岡より真っ直ぐ北上して御前山を過ぎ、旧桂村(現城里町)の国道123号線(水戸-宇都宮線)の桂中学校のすぐ脇にあります。この近くを那珂川が流れる静かな場所です。国道からは「親鸞聖人ノ旧跡」と書かれた大きな看板が目に付きます。この親鸞聖人の常陸奥地への布教の拠点となった大山草庵とこの神社のつながりが書かれたものは見当たらない。
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上写真:本殿・・・少彦名命を祀っている。大宝元年(701)に境内にあったとされる神木である大杉に粟の穂をもった神が童子の姿で降臨し、この粟から少彦名命を祀ったとある。
左写真:拝殿・・・屋根は銅版葺き、常時人は住んではいないようだ。
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