常陸風土記の丘公園は桜やスカシユリなど季節の花が美しく、家族連れなど多くの人が訪れているが、その先に隣接する龍神の森も森林浴にとてもお勧めな場所となっています。この一帯と海洋センターまわりのコースを合わせて一周約5kmの遊歩道が「いばらき森林浴の道100選」にも選ばれています。龍神山の麓にある森林は「平地林保全整備事業」として数年に亘って整備されたものです。今回は風土記の丘から龍神の森を一周する約2.5kmの道を歩いてみました。（2010.05.05）

　・風土記の丘駐車場〜会津の民家〜雄池　約5〜10分 

　　公園の中を楽しみながら古民家脇を菖蒲水辺の木道を通って右に曲がると雄池がある。この池の左にはまったく同じような雌池があるがここからは見えない。二つの池のまわりと森林の中も遊歩道が整備されているが案内板はない。

　・雄池〜龍神の森キャンプ場　約5〜10分

　　池から右に気持ちのよい森林の中をウグイスの鳴き声などを楽しみながら進む。ところどころにベンチが置かれている。

　・キャンプ場（駐車場）〜波付岩　約10〜20分

　　龍神の森と風土記の丘公園をまくように森林と梨畑の間に遊歩道が続く。右手にゴルフ場が隠れて少し見える。しばらく進むと波付岩へ出るが、案内板はどこにいったのか見当たらない。

　・波付岩〜風土記の丘公園　約10〜15分

　　公園の南側の入り口付近は4月初めはしだれ桜がとてもきれいだ。古代ハスのある金山池の橋を渡って、公園の駐車場に戻る。全行程で約45分程度の遊歩道は気持ちよく整備されているが、案内板がほとんどないので訪れる人がほとんどいない。もったいないですね。