関連HP:明円寺馬滝鳴滝

森林浴コースを歩く -馬滝〜鳴滝-      <石岡ロマン紀行>

 

 石岡に滝があることはあまり知られていない。難台山〜愛宕山〜鐘転山と連なる山から流れ出す川は一つは真家地区の馬滝(うまたき)を形成して園部川となり、瓦谷地区の鳴滝(なるたき)は恋瀬川へ流れ込んでいる。(2010.05.09)

 ・明円寺(真家)〜馬滝 約700m  15分(登り)

  真家地区には平安時代から8月のお盆に行われる「みたま踊り」が今も伝承されている。この地区は昭和の初期から柿栽培がはじまり、今も献上富有柿の栽培農家が多い。真家地区から馬滝へは道はそれほど広くはないが案内板も整備されている。車は滝までも行けるが、手前の明円寺の駐車場に止めて700m森林浴を楽しむことをお勧めする。

 ・馬滝〜明円寺 戻り 10分

  明円寺は親鸞の弟子明法房(元山伏弁円)の寺である。是非寄って来てもらいたい。「みたま踊り」は明円寺からスタートする。

 ・明円寺〜部原〜瓦会地区 約4km (車?6km)

  山の麓を巻くように道があり、部原まで行けば2km程近道であるが、車の場合は元の園部地区まで戻って広い道を瓦会地区へ案内板に従っていく方が無難である。

 ・瓦会地区〜鳴滝 約1400m (車)

  瓦会地区は田植えの最中であった。また筑波山〜加波山の山並みが美しい。難台山ハイキングコースの案内板に従って進むと、途中から鳴滝の案内板に従って山を登る。道は舗装されて特に狭くもないので鳴滝まで行くことができる。滝の手前に6〜7台位おける駐車場がある。滝は急な岩肌を数20〜30mにわたって流れ落ちており、近くによると夏でも涼しい冷気が漂ってくる。滝の上の方まで急な岩場を登れる道が作られておりそれ程危険はない。馬滝より規模も大きい。